俺達の田舎暮らし

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広島県北部の田舎暮らしブログです。仲間と自然の食材を集めて旨い酒を飲んで暮らしています。

2016年6月10日金曜日

白紙一号水本焼柳刃を研ぐ



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前回からの続きです


子の日さんで特注した

白紙一号水本焼の柳刃



自分で研いでみたくて

刃は磨いてもらってません!


今回はこの包丁を研いでいきます

まずは中砥石で傷がなくなるまで

丁寧に研いでいきます


気を抜いて石から外れて

刃が欠けたり折れたりしたら大変!


それに異常なほど切れるので

添えてる手が滑ったら

たぶん大怪我すると思う・・・


いつもより神経使いました


とりあえず中砥石の研ぎは終えました




荒い傷は全て消えました!


って簡単に書いたけどここまで仕上げるのに

何時間かかったことか・・・



まぁここまでくれば

後は比較的だけど研ぎやすい


砥石の番数を上げていって

最後は鏡面まで磨きあげる


すごく綺麗な仕上がりになりました




まだ水滴を拭き取ってないから

水滴の場所が歪んで見えて水銀のようです





これで全鏡面の包丁が仕上がりました!





研ぐ前






研いだ後


スマホの方は画像をタップしてみてください

高画質で表示されます






白紙の鋼といっても本焼となると

けっこう硬いので途中で

挫折しそうになったw


でも頑張ってよかったぁ~!

とにかく綺麗な包丁になりました



ところで鏡面にしてみて思ったけど

少し曇らせて刃紋を出すより

このままが合ってる気がするので

白紙一号八寸の柳刃は鏡面のままにします



もう一本所有の本焼

一尺青紙二号の柳刃も

鏡面にして刃紋が消えたけど


こっちは曇らせて刃紋を出してみたくなった



仕上げの天然砥石を使います!






ちょっと苦労したけど

買ったときと同じような刃紋が出ました






鏡面の八寸の柳刃と

刃紋を浮かび上がらせた一尺の柳刃




とりあえず研ぎはこんなところで!



これで俺の集めたかった

柳刃が全て揃いました



ちょっと昔話だけど

我が家には親父が大切にしてる

青紙二号の九寸の柳刃がある

もとは一尺だったのかもしれないけど

長いこと使われてきた


話によると親父が若い頃

地元のショッピングセンターの刃物屋が

閉店するということでセールになったみたいで


毎日仕事終わりに通っていると

最初は2割引きに 次に5割引きになり

とうとう最後は10万円の包丁が

8割引きまでなったらしい


そのときちょうど臨時収入で

2万円入ったらしく


お~これ!これ!


って思って買ったんだって


親父の友達にすごい釣り好きがいて

もともと料理が好きだった親父は

友達にもらった魚をよく捌いてた


親父が魚を捌くときはいつも隣に立って見てた


そんな親父の姿を見て育った俺は

高校生になった頃

自分も魚を捌きたくなって

親父のマネをして魚を捌くようになってた


大学生になると自分でも包丁が欲しくなって

当時は全然包丁の知識はなかったんだけど

なんとなく感覚で使いやすそうな

八寸の柳刃を自分で購入しました


当時はよく知らなかったけど

そのとき購入したのは白紙二号の柳刃でした


今思えば研ぎやすい白紙の鋼の包丁を

購入したのがよかったと思う


お蔭で研ぐのがとってもうまくなった


東京のアパートでたまに包丁を研いで

本格的な刺身を造ってたから

大学の友達は驚いてたw



田舎に帰ってから刃物祭りに行ったり

包丁のことをもっと知りたいと思い

色々調べるようになったんだけど


あるとき親父が薄造りをしたいから

フグを捌く用の薄い河豚引き包丁を

どこかで算段してくれ


って言ってきたのでネットで購入しました


もちろんフグを捌くんじゃなくて

カワハギとかを捌くためです


でも親父が去年体調を崩してから

この包丁を使わなくなったので

まぁなんとなく俺の物になったw


さらにこの年に刃物祭りで

普段用に錆びない銀紙三号の

七寸の柳刃を購入しました


ちょっと勢いがついネットで包丁を見てると

未使用だけど少し錆びが出てる

青紙二号本焼の一尺の包丁が

超お買い得で出てた


冬のボーナスの後だったので

つい買ってしまいましたw


このとき本焼の包丁を初めて手に入れて

その波紋の美しさや

包丁の放つオーラみたいなのを感じた


研ぎも今までの包丁とは次元が違った


総鋼の包丁ってこんなにすごいのか!

って思って仕上げたのを覚えてる



これで

錆びない普段用の七寸の銀紙三号柳刃

とっておきの魚を捌く八寸の白紙二号柳刃

薄造り用の九寸の青紙二号河豚引き包丁

大きな魚を捌く一尺の青紙二号本焼柳刃

ここまで揃いました



それでここまできたら

世界で一番切れる包丁が欲しくなって

前回書いた子の日さんで特注したわけです


前にもブログで書いたけど

長く使ってきた白紙二号の柳刃は

妹の旦那にあげました



とりあえずこれで

七寸銀紙三号 柳刃包丁

八寸白紙一号水本焼 柳刃包丁

九寸青紙二号 河豚引き包丁

一尺青紙二号本焼 柳刃包丁


全部揃いましたぁ~





これがずっと考えてた

自分の中の理想の四本です!


自分のライフスタイルに一番合った

揃え方ができたと思います


あとは出刃包丁だね~


普段は親父の出刃包丁を使ってるから

次は理想の自分の出刃包丁を揃えなければw




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2 件のコメント:

温泉大好き仕事は料理人 さんのコメント...

業者に鏡面を頼んだら数万円は掛かりますが
良くぞここまで磨きましたね~すきですね~・・・俺もですけど?

せっかくの本焼きの刃紋が勿体無いな・・・
鏡面にしてから軽く天然砥石でやると刃紋が
浮き上がりましから、鏡面に飽きたらその方が・・・

ryo さんのコメント...

CRESSONJPさん

そんなにするんですか!!!
じゃあ頑張ってよかったです(^_^)
好きですがCRESSONJPさんにはかないません(笑)

何度か使って次の研ぎでは刃紋出してみます!なんか料理とはもう別の世界ですね(笑)