渓流釣り 第七話 枝垂れ桜と天魚で晩酌編

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渓流釣りに行ってみんなで

深夜まで飲んでた次の日なんだけど

そうとう疲れてたらしく

昼まで何度か目が覚めても

起き上がることができなかったｗ

なんとか昼過ぎに起きて

山女魚を発泡スチロールにつめて

親戚の家に持って行ってあげました

そのあと桜を撮影に行って

帰りにカメラの機材を買ってから帰宅

明日からまた仕事だけど

今晩は一人でゆっくり晩酌をしようかな

自分用に釣った天魚(アマゴ)を

冷蔵庫に入れておきました



ところで山女魚と天魚は

本来同じ川に同居しません


山女魚は日本海に流れ込む水系にいる魚

私の住む田舎は日本海水系です


赤い斑点のある天魚は瀬戸内海水系の魚


一時期、天魚と山女魚の稚魚を

川に入れていたそうです


でも本来の生態系に戻すために

山女魚の稚魚しか

放流しなくなったそうです。


その中で天魚が残って産卵をしています

なので山女魚は天然と放流したのといるけど


天魚はもう卵から川で育った

天然しかいないわけです


なのでこのあたりの川で天魚が釣れたら

それは間違いなく天然というわけ！

それがこれね！

いつもは塩を振ってただ塩焼きにするんだけど

時間があるときはさばいた魚に

塩を振ってしばらく冷蔵庫に入れておく

そうすると適度に身が締まって

ちょうどいい塩味が身の中まで入るから

酒の肴にはこっちの方が合うんだよね！

魚の下処理を終えてから

庭の枝垂れ桜も見に行ってみました

もうかなりの老木で普通の枝垂れ桜より

元気はないんだけど

それでも毎年花を付けてくれる

下を向いて咲くからよけいに愛おしい

枝を少しだけもらうことにしました

花入れは木をくり抜いて作ってある

木遊さんの作品です！

晩御飯を食べてからゆっくりしたので

一人で始めますかね～ｗ

この天魚を盛った九谷焼の皿は

去年五客揃えで購入したんだけど

ほんとうに春の料理がよく合う

それから春にだけ使う徳利と猪口

北海道に旅行へ行ったときに

小樽で購入した桜模様の北一硝子

今晩は春の始まりを一人味わうとします

御馳走様でした

・渓流釣り　第一話　美しき極寒の渓流編

・渓流釣り　第二話　渓流の山女魚編

・渓流釣り　第三話　源流の岩魚編

・渓流釣り　第四話　渓流の女王天魚編

・渓流釣り　第五話　アングラーﾃﾙの尺山女編

・渓流釣り　第六話　山女魚の姿造りで飲み編

・渓流釣り　第七話　枝垂れ桜と天魚で飲み編

・渓流釣り　第八話　総集編

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