このまえも書きましたが
GWは色々あってほとんど
休みがありませんでした
それでも毎年恒例の
あの祭りには行きたい!
それは映画もののけ姫の
多々良場の舞台になった
安来市で毎年開催される
日本一の刃物の祭り
安来刃物祭り!
俺達の田舎暮らしを
楽しいものにしてくれる
大切な道具の一つ包丁!
包丁を買うならここが一番!
職人さんが直売してて
直販のお買い得品があったり
アウトレット品があったりと
良い物がかない安く買える!
午後まで仕事だったんだけど
仕事が終わってから
安来までぶっ飛ばしました!
祭りが終わるのは4時半
安来まで俺の家から2時間半で
ナビの到着予定時間は
4時25分ってでてる!
間に合うかなぁって思いながら
かなり飛ばして行ったら
ここに書けないくらいの
時間に到着したので余裕でしたw
一通り見て回ってから
今年は新しく砥石を
買うことにしました!
ちょっと欠けてたりするから
値段がまちまちですごくお買い得!
それから今回のお目当ての
包丁を売ってる職人さんのところへ
ちなみに我が家には
親父が持ってる数十万する
青鋼の一尺と七寸の柳刃が二本と
出刃と小出刃が一本ずつ
それから最近購入したてっさ包丁
それと俺の持ってる
白鋼の九寸の柳刃
出刃 本焼きの小出刃がある
これだけあればもう
普通は必要ないんだけど
今年買いにきたのは
銀紙三号の鋼の包丁!
ちょっとマニアックになるのですが
少しだけ包丁の鋼について
説明を書いておきます
もしかしたら安来の刃物祭りに
このブログを見て来年
行ってみようと思う人が
いるかもしれないので
たぶん数がありすぎて
予備知識がないと何を買っていいか
まったく分からなくなると思もいます
和包丁の鋼には一般的に
青紙 白紙 銀紙
(紙は鋼のこと)
(紙は鋼のこと)
と呼ばれる3つの鋼があります
さらに細か分けれますがとりあえず
3種類で説明します
まず青紙の包丁は
硬度が高く切れ味が長持ちする
その反面研ぐのは大変で
値段も高い!
一般的にはプロ向きの包丁
次に白紙の包丁は
青紙より硬度は低いので
研ぐ回数が増えるぶん研ぎやすい
値段も青紙より安く
一般的には素人向きの包丁
和包丁を研いだことのない人は
最初は白紙がお勧めだと思います
ただ青紙はどの包丁も
そこそこよく切れますが
白紙はムラができるそうです
つまり職人さんの技量が
強く影響するということです
なので安い白鋼の包丁は
買わない方が無難かもしれません
賛否両論ありますが
おそらく同じ職人なら
青も白も同じ切れ味だと思います
違いは刃のもちと研ぎ安さと値段
あとはご自身で決めてください
さて次に銀紙についてです
銀紙の中でも銀紙三号とう
特殊な鋼があります!
通称銀三と呼ばれています
これは青や白に比べて
クロムの比率が高い
ステンレスに近い包丁
それでありながら
和包丁のように打って
鍛えれる鋼ということです
つまり銀三包丁は
和包丁の切れ味を持ちながら
錆びにくいという特製があります
硬度は白紙と同じくらいなので
研ぎやすい包丁でもあります
ただすごくお値段は高いです
それでなぜ俺がこの包丁を
今回欲しいかというと
いつも飲みながら料理してるから
途中で錆びないように
熱湯で油を落として
乾いた布巾で拭くようにしてる
この作業を何度もするのが大変なので
飲みが終わって最後だけ
手入れして寝れるような
銀三の包丁が欲しいわけです!
去年も刃物祭りのブログを
見てくれた人もいると思うけど
いつも文化包丁で
刺身を作ってたタムケンに
いい包丁を頼まれてたので
探してたら見つけました!
そのときに買ったのが
こちらの包丁です!
鋼は銀紙三号
和包丁は総鋼のものもあるけど
一般的には鋼を地金という鉄で
サンドしてあります!
その地金が鉄だと錆びるので
鋼が銀三でも地金が鉄だと
意味がないんだけど
これは地金がステンレスでできてる
なのでこの包丁は鋼も地金も
ほぼ錆びないわけです!
ただ見つけたときに
値段が3,000円以下だった
これ本当に銀三なのか?
って思って売ってる人に
なんでこんなに銀三なのに
安いんですか?
って聞いてみたら
う~ん・・・
最近はホームセンターとかでも
安い包丁売ってるからね・・・
と、まったく的を得てない
回答が返ってきたwww
しかもこの売ってる人が
作った職人さんらしい・・・
脱サラして最近包丁作り
始めました的な感じなのかな?
本当にこの包丁大丈夫かな~
って思いながら・・・
とりあえずタムケンのだしw
銀三だし試しに買って帰ったw
そのあと研いでみて驚いた
これはすごくよく切れる!
とても3,000以下の
包丁とは思えない!
その後タムケンに渡してあげて
何度か使用感を聞いたけど
本当によく切れると喜んでた
え~
クソ長くなりましたが
つまり俺も今年はこの
銀三の包丁を買いに来たわけです
タムケンで実験済みなのでwww
探してると今年もありました!
去年はすごく小さいスペースに
数本並んでただけだったけど
今年は広いスペースに
たくさん並んでた!
俺が欲しいサイズは2,500円の
一番小さい小出刃!
やっぱり安すぎるwww
今年はこの包丁を売ってる
職人の方がちゃんと答えてくれた
私が作ってて
鍛冶屋の直売だから安いんです
とのことでした!
今年はすごく安心しましたwww
それから使い勝手のいい
七寸の柳刃の銀三はないか
聞いてみたら
数日かかるけど作って
送ってくれるとのことだったので
住所を書いてお金を払いました
そのとき名刺をもらったけど
この方は刃物で有名な
兵庫県の三木市の鍛冶屋さんで
藤原小刀製作所の
三代目でございました!
去年は販売に慣れてなかったみたい
でも切れ味からして腕は確かです!
柳刃が届くのが楽しみです!
使った感じが良かったら
出刃と九寸の柳刃も追加で
作ってもらおうかなぁ~♪
0 件のコメント:
コメントを投稿