俺達の田舎暮らし

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広島県北部の田舎暮らしブログです。仲間と自然の食材を集めて旨い酒を飲んで暮らしています。

2016年5月18日水曜日

2016安来刃物祭り 第一話 銀三包丁



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まだGWのお話を書いてます

ネタが足りなくなるので

引っ張っててすいませんw


久々に真面目に更新してるから

かなりアクセスが増えましたが

ここらでマニアックなヤツ

ぶっ込みますが引かないでねw


さてGWの真ん中の終わりの休みは

島根県の安来市に行って来ました


古い読者の方は毎年行ってるから

分かると思うけど目的は安来の刃物祭り!


和包丁の鋼はほとんど

安来鋼が使われています


島根県の安来市は昔から製鉄が盛んで

映画もののけ姫の多々良場の舞台に

なったことでも知られています!


この安来市で毎年GWに

開催されるのが安来刃物祭り!


包丁だけじゃなくて

大工道具屋、農具、山仕事用

などなどたくさんの刃物を売っています


やっぱり田舎暮らしは刃物ですよ!


山に行くのも山菜採るのもお魚を捌くのも


刃物が良くないと仕事が綺麗にできない



今回もいい刃物があるといいねぇ




久々に一人で遠出になりました

車で片道約2時間ちょっとってとこかな




コンビニでコーヒーを買って





田舎の小さな街を抜けて






中国山脈の山々を越えて







安来市に入りました






今回もなかなかお祭りは盛況みたいです


たくさんの人で賑わっていました






商店街の両側に小さな露店が並ぶ

堺や土佐など有名な刃物の産地から

たくさんのお店が出張で来ています







二年前ここですごくお買い得な

包丁を見つけた!


我が家には青鋼の小出刃、出刃、柳刃と

だいたい揃ってたんだけど


二年前にyataboyと来たときに

ある包丁が目に入る!


その包丁の加治屋さんは刃物で有名な

三木の藤原小刀製作所の方でした


そこで気になったのは安来鋼の中でも

特殊鋼とされる銀紙三号の包丁


銀紙三号とは一般的に使われてる

白紙二号の鋼と同じくらいの切れ味を持ち

クロムの比率を上げて錆びにくくしてある


つまり和包丁の切れ味を持った

錆びにくいステンレスに近い包丁です



普通は銀紙三号はとても高いんだけど

小出刃が3000円以下でした!

職人さんの直場だから安いとのこと


とりあえずタムケンに包丁を

一本頼まれていたので試しに買って帰った





地金はステンレスで鋼は銀紙三号

包丁の手入れとか出来ないタムケンには

錆びないベストな包丁だと思う!


タムケンに渡す前に研いで刃を付けてみた


銀紙三号の鋼を研ぐのは初めてだったけど

研ぎ終わってから使ってみて驚いた!


錆びなくてこの切れ味でこの値段


すごいお買い得じゃんか!


おそらくそこまで打って鍛えた

感じはしないから

ステンレスの地金に銀紙三号の鋼を

張り付けた程度だとは思うけど


普段の家庭用なら申し分ない切れ味!


それに研ぎである程度は

しっかり切れる包丁にできる



タムケンの感想は

使った後洗ってから拭かないで

水切りに入れておいても錆びないし

安いのによく切れると喜んでいました


とりあえずあまりに安いので不安だから

自分のは買わないでタムケンに使わせみたけど

この値段と使い勝手のよさなら

俺も欲しくなりましたwww



だって飲みの料理をしながら

和包丁を使うときって錆びるから

毎回綺麗に洗って乾いた布巾で

丁寧に拭かないといけない!


それも一回の飲みでこの作業を

何度も繰り返すときがある


でも銀紙三号の包丁なら飲みの最後だけ

洗えばいいわけだからこんなに楽なことはない


ってことで去年も刃物祭りに行ってから

今度は俺用に小出刃を買いました


さらに同じ素材で柳刃はないのか尋ねたら

作ってないみたいだったので

特注で打ってもらうことにしました!



3ヶ月くらい待って届いたのがこちら


藤原小刀製作所で特注した

銀紙三号  七寸の柳刃包丁です






飲みの間放置しても錆びないし

切れ味も申し分ないです

あとすごく安かった!


本気のときは一尺の本焼の包丁があるし

さらにすごい本焼の八寸があるし

薄造りのときは九寸のてっさ包丁も

持ってるから


普段用の最高に使い勝手のいい

七寸の銀三包丁が出来た!




とまぁここまでが去年までのお話


それで今年はこの包丁が

あまりに使い勝手がよくて安いもんだから

さらに買い足しに来ました


藤原さんを見つけると

去年包丁を打ってもらったお礼を言いました




ちなみに去年買ったのは

小出刃と書いたけど


三寸五分(105mm)なので

正確には鯵切り包丁です


俺はこのサイズが一番好きです


でも今年は三寸(90mm)と4寸(120mm)の

さらに小さい鯵切りと小出刃を買いにきた


銀三包丁のコーナーに目をやると・・・




万能包丁が一本しかない!!!





去年は最後の日の終わり頃に来ても

たくさん残ってたのに・・・




これ去年の写真




藤原さんの話だと今年は

初日にほとんど売れたらしい


さらに俺に打ってくれた七寸の柳刃はないかと

お問い合わせが何人かあったらしい


こりゃあ間違いなくこのブログを見て

買った人がたくさんいるねwww


家に帰ってからアクセス解析したら

去年の刃物祭りのブログの記事が

その週のトップのアクセスになってたから

まず間違いないようですw


ブログも多い日で1日に3000ページ

開かれたりしてるから

このブログの影響力も出てきたみたいだ!


って喜んでばかりはいられない






俺が包丁買えないじゃんかwww









でも大丈夫!

去年と同じように送ってもらうことに


さらにせっかくなので

五寸五分(165mm)の出刃も

特注で打ってもらうことにしました!


これで普段使いの包丁が全部揃うじゃないか


届くの楽しみです!

そしたらまたブログに載せますね



ちなみに去年この包丁について

ブログを書いたときに何人か

メールでお問い合わせをいただきました


さらにほぼ完売になるくらい影響力が

出てきたみたいなので


ご質問をいただきそうなことを

事前に書いておきます



あくまで私個人の意見ですが

まず今まで和包丁を使ったことの

ない方に知っておいて欲しいのは


銀紙三号は研ぎが必要です

ステンレスの包丁より早く切れなくなります

簡易シャープナーでは研げません


ホームセンターで中砥石を買うか

自分で研げない人は金物屋さんで

定期的に研いでもらう必要があります


錆びにくいだけで基本的には

和包丁と全く同じです


そこさえクリアーできれば

ステンレスの包丁とは比にならない切れ味です



それから普段白鋼とか青鋼の

包丁を使っていてさらに

地金と鋼の境目が波模様になっている

打って鍛えてある包丁をお持の方


そでも銀紙三号のこの包丁に興味があれば


この包丁は鋼をそこまで

鍛えてないようです


完璧な切れ味ではなく使い勝手の良さと

値段の安さが魅力だというこを

理解しておいてください


研ぎの仕上げ次第では

かなり切れるようにはなります


完璧な切れ味と使い勝手の両方が欲しければ

高価な鍛えてある銀紙三号の包丁や

錆びない系ならV10とか

ZDP189とか色々あります



それから藤原さんに聞いたら

ネットでの販売は白鋼の包丁しか

やらないそうなので


銀紙三号の包丁はネットでは

売らないそうです


さらに来年は材の関係で

値上げするらしいので

来年買いに行く方はちょっと

値上がりしているかもしれません!


とりあえず注意書きしておきます

たぶん来年も藤原さんはいるはずなので

興味がある方は行ってみてください



さて次回は包丁以外の刃物のお話です

明日もまた観に来てください




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