秋の光り物

9月の後半になってから

魚屋さんに行くと

サンマやイワシが並んでいました！

秋だね～♪

かなり鮮度が良さそうだったので

刺身になるよね？

って聞いてみたら

大丈夫ですよ～！

って言われたので

サンマとイワシを買って帰りました

この季節は光り物が美味しい

土曜日と日曜日は

だいたい私が晩ごはん担当なので

お刺身を作ることが多いです

サンマとイワシの刺身ができました

脂がすごいね！

とくにイワシは皮を引いたら

その下は脂がすごい！

これが血液をさらさらにしてくれる

脂だから嬉しいよね！

サンマもイワシも安い魚だけど

それって需要と供給のバランスで

値段が決まってるだけで

味なら高級魚に勝るとも劣らない

光り物の刺身はこの季節の楽しみです

この日もいい酒になりました！

ところで翌週は家の仕事が大変で

会社から半休をいただきました

午前中に仕事を終えてから

会社に行く準備をしていたら

大根島の行商のおばさんが

魚を売りに来ました！

大根おばさに会うの久々です

魚を見せてもらうと鮮度のよさそうな

サバと太刀魚がありました

とりあえずこの二つを購入して

今晩食べることにしました

サバって光り物の代表って感じだよね

でもすぐ鮮度が落ちるから

サバの刺身なんてそうそう

食べられるもんじゃない！

ちなみにこのサバも大根おばさんの話では

朝の水揚げだから鮮度はいいけど

〆サバにした方がいいとのこと

仕事を終えてから

サバを捌くことにしました

いやいや！これ絶対刺身大丈夫の鮮度！

すごい綺麗じゃん！

まぁだけど太刀魚もあるし

もう〆サバを食べる気になってたから

これは〆サバにします！

サバの刺身は釣りに行くまでとっておこう！

砂糖で30分 酢で洗って 塩で30分

また酢で洗って

最後は酢に漬けて〆サバにします

手をかけたら美味しいよね～

それから太刀魚を捌きました

光り物でも太刀魚は白身魚

だけど太刀魚は普通の白身魚と違って

しっかりした味がある！

太刀魚の刺身うまいよね～

アパートで作るときは

だいぶ刺身のクオリティーが低いですが

そこは気にしないでくださいｗ

実は大根おばさん

でっかい子持ちの甘エビも持ってた！

今日は刺身三昧です！

秋の光り物は最高でした！

だけどさすがに食べきれないので

〆サバの片身は〆てから冷凍にしました

こうしておくとすぐ解凍して食べられる

太刀魚は骨が多いけど

刺身用に全部骨を取ったので

残りは焼いて娘のご飯に使えるよう

小分けにして冷凍しました

子どもって味がよく分かるから

太刀魚をすごく喜んで食べます！

ってことで次回からは

また山のお話です！

お楽しみに～♪

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アケビの皮とフウセンタケ

前回からの続きです

まだキノコが生えるには少し早い時期

山を一回りしてから帰ることにしました

今年は色々なキノコがたくさん生えてるし

期待できそうな感じです

まだ暗いうちに登ったので

帰りは明るくなった山道で

アケビを採って帰ることにしました

甘い中身を食べて疲れを癒しました

皮は天ぷらにして食べます

忙しかったので

この日は料理できなかったけど

翌週にはアケビの皮を天ぷらにして

食べようと思ってたら

たまたまフウセンタケをもらったので

一緒に天ぷらにすることにしました

この日の酒の肴は

アケビとフウセンタケの天ぷら

アケビのほろ苦さと

甘くて味のいいフウセンタケの天ぷらは

とっても美味しかったです

11月になってブログを書いてるから

内容が少し季節外れですが

この天ぷらを食べながら

秋の始まりを感じていました

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初秋の山と暗闇からの突進

久々にブログを書きます！

久々すぎて書き方ちょっと忘れてたｗ

いや～ 本当に忙しくて

ブログを書きたいと思いながら

気付けば11月になりそうなんで

ボチボチ書くことにします

前回は鮎のお話で終わっていたと思います

夏の美味しい鮎をいただいて

そのまま秋の落ち鮎を

のせるつもりだったのですが

残念ながら今年は週末が近づくと

雨が降る周期になってしまい

結局、落ち鮎を獲れないまま

鮎は海へ下ってしまいました

昔、ブログに書いたことがあるけど

秋になって雨が降らない年は

鮎が下らないので落ち鮎をたくさん

獲ることができます！

だけど雨が降らない年は山がダメ

つまり松茸が採れなくなります

ってことで今年は鮎はダメだったけど

山はけっこういい感じでした

まぁそんな長い前置きでしたが

ボチボチ11月になるので

山のお話を始めます

9月に入ってから

川が濁ってたので

仕事前の早朝に山へ登りました

まだ暗い時間でライトで照らしながら

山道を上がって行きます

すると突然、右の林から

何かが走って来る！

静寂の暗闇から突然聴こえる突進音

もう心臓がバクバク！！！

マジでこれはヤバイ

全身に緊張が走る・・・

バサッ！！！

数十メートル先を

巨大なイノシシが横切る

安堵する間もなく

次は自分の真横から突進してくる音がする

マジでこれはヤバイ！！！

腰に差した剣鉈を抜いて構える

もう殺るしかない！！！

次の瞬間茂みをイノシシが抜ける

うおー！！！

と叫ぼうと思ったら

小さな瓜坊が

トコトコ走り抜けていきました・・・

死ぬかと思ったー！！！

全身脱力で山に登る前から

すげー疲れた

最初の一頭目が真横に来たら

かなりヤバかったと思う

怖い経験をしました

山道を抜けて山を登る頃には

すっかり夜が明けていました

まぁまだ9月の始めなので

何もないのは分かってるけど

山の様子を見て今年の予想を立てる

今年はけっこう色々なキノコが

たくさん生えてるので

期待できそうな感じです

それにしても山はいいね～

全身が気持ちいい

鉢巻苺もたくさん実ってます

土から生えるキノコもあれば

朽ちた木を苗床にして生えるキノコもある

これ絶対マリオのヤツｗ

まだお目当てのキノコには

会えそうにないですが

今年はたぶん山がいいよ！

雰囲気でなんとなく分かる

ってことで続きはまた次回です

そういえば今日は私の誕生日♪

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鮎突き 第五話 究極の鮎と冷酒

前回からの続き！

鮎突きのお話は今回で完結です

秋になったら落ち鮎の話を書きますが

とりあえず夏の鮎はこれが最後

昔はもっと時間があったから

毎週鮎を獲って食べてたけど

忙しくなると私ですら

なかなか食べれなくなった

たまに鮎をもらうこともあるんだけど

よどんだ場所の深みに縦網を張って

獲ったような鮎は美味しくないんだよね～

鮎はやっぱり綺麗な瀬で泳いでる

コケをいっぱい食べて育った鮎じゃないと

香りも味もよくないからね！

今年、職場の近くの川で

獲れた鮎をもらったけど

親父が一口食べてドブの臭いがする

これ食べて本当に大丈夫か？

って言ってたらしい・・・

その日は残業で翌日母ちゃんに聞いた

俺は初めから食べる気がなかったｗｗｗ

でも残念なのはあれが鮎の味だと思って

敬遠してる人がいるってこと

本物の清流で育った鮎はそうじゃない

本当は香りも味も最高の魚なんだよ！

って言いたい

まぁでも言いたいけど

俺達は美味しい鮎を食べるから

こっそり本物を楽しむことにしますｗ

さてさて最高級の鮎を手に入れてきて

そこからはもちろん炭火！

広島県の誇る天然の

大崎上島の海人の藻塩を振る

最高級の獲れたて鮎を
最高級の備長炭で焼き上げた究極の一品

これが本物の鮎の塩焼き

食べ物を目の前にして
これほど心躍ることがあるだろうか


hiroと二人で大騒ぎしてましたｗｗｗ
しかも今回はせいちゃんがお盆に
お土産で持ってきてくれた酒を
しっかり冷やしておきました！

これを荒川さんの渓流盃に注ぎます！

しっかり冷えた酒を注ぎ合って

二人で乾杯です！！！

やっぱりせいちゃんが選んだ酒は
間違いないですな！


すげ～旨いぜ！！！

真夏の暑さの中で
キンキンに冷えた酒を飲んでから
目の前に最高の酒の肴
天然鮎が控えています！

さぁ食うぞ～！！！




って思ってたらhiroがいきなり
かぶりついていましたｗｗｗ

旨い！！！

当然ですが叫んでますｗｗｗ


じゃあ俺も食べるよ！


この鮎を食べるために川に潜って
じっくりじっくり焼いてこの瞬間を待ってた！
そうこの瞬間のためだけに・・・


あ～！旨すぎる～！！！

hiroとああだこうだ言いながら
この夏一番の瞬間を味わいました

川で潜った後の疲労感と空腹感が
この味をさらに引き立ててくれる

俺はよくやってる方法なんだけど半分食べたら
作っておいた蓼酢(たでず)をかける

鮎といったら蓼酢だけど
蓼酢と天然鮎が出てくる店なんて
産地でもそんなにないかもしれないね！

この爽やかな蓼酢をかけると
これがびっくりするほどに上品な味になる

我が家のお酢は地元の手作りのお酢で
酸味だけじゃなくて甘味もあります
手作りの優しい酸味と甘味に
爽やかな蓼の風味が加わります

それをかけたら鮎の香りを合わさって
もうこれはただの食べ物の域を超える

そして最後に残したのはこの腸(はらわた)

鮎は腸を出さないでそのまま焼きます
それは鮎が川に生えたコケを食べる魚だから

これは鮎がコケを食べた跡ですが
鮎は強靭な顎で体当たりをするように
岩のコケを削り取りながら食べます
これによって素晴らしい香りを纏う

そして清流のコケを食べて育った
鮎の腸は絶品になるわけです！





これも炭火の遠赤外線で中までじっくり
焼けてないと美味しくない

炭火でじっくり焼いた鮎の腸の

ほろ苦さと香りが最高の酒の肴になる

そして最後は化粧塩をした
鮎のヒレを酒の肴にして〆る

今年の鮎も最高だった

私は小学校三年生の頃から

ヤスを握って鮎を獲ってきた

昔はたくさん鮎がいたから

ヤス一本で子どもなのに

１００匹以上獲ってこともあって

地元では有名人でしたｗｗｗ

ヤスは子どもの遊び道具みたいなもんで

大人になると普通は鮎獲りをやめるか

投網を打って鮎を獲り始める

でも私はこの川で唯一大人になっても

ヤス一本でずっと鮎を獲ってきた

地元の人によく聞かれるんだけど

どうやってそのヤスであの早い鮎を突くんだ？

もう何度も聞かれた・・・

ってことで最近は動画を載せることにしました

あと軍手も付けないで

素手で獲ってるのをみんなに

突っ込まれるんだけど

一度軍手を付けてヤスを握ったときに

感覚が違ってやめた

素手じゃないと伝わらない

微妙な感覚じゃないと

鮎を突くのに違和感があるんだよね

例えるならピアニストが軍手して

ピアノを弾くような感じだと思うｗ

ところで私の生まれた
広島県の北部のこの川は
鮎が有名で小学校の校歌にも
鮎子さばしる～♪
と歌詞に入ってる

昔は鮎の解禁日ともなると
マイクロバスが何台も県外から来て
釣り人が川を所狭しと埋め尽くしてた

鮎を焼くと猫が狂ったように鳴いて
骨をやるとうなりながら食べていました

昔読者の人にうちは鮎を焼くと
犬も狂ったように食べるってコメントを
もらったことがある

人間だけじゃなくて動物も鮎に狂う
私もこの魚に生涯魅了されています

ブログを書き始めて８年目
ブログを書き始めた頃は
まだ２０代で平日でもおかまいなしに
獲った鮎で酒を飲んで遊びまわってた

８年経って今は妻がいて娘が二人いて
地域のために役も受けるようになって
なかなか遊べなくなったけど
それでも友と一緒に獲った鮎で
酒が飲める瞬間は最高です！

前にも書いたことがあるけど
中学生の頃に兵庫に嫁いだ親戚の叔母さんが
知り合いに同郷の人がいて
その人が末期癌になってしまって
死ぬ前にこの故郷の川の鮎が食べたい
って言ってるから鮎を手に入れて欲しいと
頼まれたことがある


それを聞いて川に潜ってから
鮎を獲って母ちゃんに送ってもらった

あのとき川に潜りながら
今まで考えたこともなかった
人生の最後の瞬間を意識した

その人はこの鮎をどんな気持ちで食べるのかな
子どもの頃に遊んだこの川を思い出しながら
そのとき食べた鮎の味を思い出しながら
涙を流して食べるのかな

中学生の私にとっては
すごく衝撃的に出来事でした
今は私も人生の最後はこの川の
鮎を食べて死にたいと思う

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