俺達の田舎暮らし

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広島県北部の田舎暮らしブログです。仲間と自然の食材を集めて旨い酒を飲んで暮らしています。

2016年6月12日日曜日

テルの大鯛 その2



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前回からの続きです


テルの釣ってきた80cm近い大鯛!

昨日は頑張って捌きました




思ったより仕事が早く終わったので

さっそくお刺身を造ることに


親父が皮付がいいと言うので

皮付のまま料理することにしました


これだけでかいと

湯引きだとちょっと硬いよね・・・


炙ってみようか!






硬そうなのでけっこう炙りました!


その後氷水で絞めた状態です


最初は買ったばかりの包丁を試せると

喜んでいましたが


どう考えてもこっちの包丁だよねw





買ったばかりの包丁は諦めて

一尺の包丁を使うことにしました


前回はカレイの刺身で使って

今回は大鯛の刺身で使います




最初買ったときは正月のブリ以外で

使うことはほぼないと思ってたけど

もうすでに今年二回目です



ちなみに家で食べるときは

いつもの仲間の飲みと比べて

雑に造るのであまり期待しないでくださいw


そんな晩ご飯の刺身までは

気合入らないからwww



テルは大鯛の姿造りの

写真がブログに載るのを楽しみにしとくと

言ってましたが晩ご飯でやるわけないw



まぁそれはさておき

お刺身が完成しました!






大きいと身が白くて

透明感がないんだよね~


でも美味しそうではある!





あと親父が鯛しゃぶにすると言うので

薄く切ることにしました


普通なら皮を付けるけど

たぶん硬いからしゃぶしゃぶには向かにと思い

皮を引きました




下の方に皮付も用意したけど

これは後半しゃぶしゃぶから鍋にして

長く煮る用です!





お刺身と鯛しゃぶの完成です!






鯛しゃぶにするといくらでも食べられると

親父が教えてくれたけど


確かにあっさりしていくらでも食べられる!



お刺身で食べたり軽くしゃぶしゃぶしたり

これけっこう楽しいじゃん!



今度みんなでやってみたいなぁ






それに天然だから

油もしつこくないし

大きくてもお刺身は美味しかったです


家族四人で全部食べましたw


ちなみに残りの身が

まだ半分あったんだけど


翌日は母ちゃんが

揚げてから中華あんかけにしてくれた

揚げたてで甘酢あんがかかってて

とっても美味しかったです



テルの大鯛のお話はこれでおしまいです!



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2016年6月11日土曜日

テルの大鯛 その1



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夕方仕事をしてたら

テルから電話がきた


こんなときの電話はだいたい分かるw



釣れた?




って聞くと




鯛いる?



って聞き返されたので

仕事終わりに取りに行くと伝えた



テルは船で釣りに行ってたらしく

鯛を釣ったとのこと


彼は船で鯛ラバで鯛を釣ったり

ジグで青物を狙うのが専門です!



潮の早い瀬戸内海で育った

身の締まった最高級の天然鯛

それも釣りたて!



包丁を買ったばかりだし

今日はあの包丁を使うかね~




テルの家に着くと

外で大きな鯛のウロコを落としてたw


これ俺にくれるん?


って聞いてみたら

違うよ!なんで人にやる魚を

ワシがウロコを落とさんといけんのんや!


って言ってましたwww


こいつはそういうヤツだよホントwww





ちなみに俺にくれる方はこちら!


80cm近い大鯛



デカ!!!!!







こんなの捌いたことない


白鳳とかがよく持ってるヤツだねw



テルお母さんが袋に入れてくれた

尻尾が当然はみ出してたけど


助手席に乗せて鯛にシートベルトをして

帰りましたwwww







それは冗談です・・・





さてこれを捌くのは大変だ









犬の頭とかそういうレベルですねw






まぁ美味しいのは

60cmくらいまでだと思うけど


釣りたての瀬戸内海産

天然真鯛だから大きくても美味しいかな?




とりあえずじいちゃんに見せたら

すげ~喜んでたから


それだけでちょっといいことした気分w


おそらく92年間生きてきて

初めてみる鯛の大きさだと思うwww



それでは料理しますか!


とりあえずウロコを落としてたら

見たことないくらいのウロコが

どんどんはがれていく・・




業務用サイズの銀杏のまな板ですが

全然収まりませんでした・・・






マジ動物だ!ペットのサイズだ!


お~し! おし おし おし


ってなでたくなるwww






まぁ頭を落とせば小さくなった!

とりあえず二枚おろし






順調に捌いて

サクになりました!






今晩はもう晩ご飯ができてるので

明日食べることにしました


本当は食べる直前に

サクにするのがいいけど


明日俺が仕事で遅くなったら

母ちゃんでも料理できるように

サクにして冷蔵庫に入れておきました



あとアラをなんとかしないと


正面から見たら怖すぎるwww


もはや鯛のお化けだな・・・






横はちょっとカッコイイかなw






意外とこの大きさでも

割るときはそこまで硬くなかった!






ボールの大きさ間違えた・・・







バットを用意してもらった



きっと食べきれないので

今度妹夫婦が来るまで

冷凍しておくことにしました




このまま冷凍www




お刺身は次回のお話です





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2016年6月10日金曜日

白紙一号水本焼柳刃を研ぐ



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前回からの続きです


子の日さんで特注した

白紙一号水本焼の柳刃



自分で研いでみたくて

刃は磨いてもらってません!


今回はこの包丁を研いでいきます

まずは中砥石で傷がなくなるまで

丁寧に研いでいきます


気を抜いて石から外れて

刃が欠けたり折れたりしたら大変!


それに異常なほど切れるので

添えてる手が滑ったら

たぶん大怪我すると思う・・・


いつもより神経使いました


とりあえず中砥石の研ぎは終えました




荒い傷は全て消えました!


って簡単に書いたけどここまで仕上げるのに

何時間かかったことか・・・



まぁここまでくれば

後は比較的だけど研ぎやすい


砥石の番数を上げていって

最後は鏡面まで磨きあげる


すごく綺麗な仕上がりになりました




まだ水滴を拭き取ってないから

水滴の場所が歪んで見えて水銀のようです





これで全鏡面の包丁が仕上がりました!





研ぐ前






研いだ後


スマホの方は画像をタップしてみてください

高画質で表示されます






白紙の鋼といっても本焼となると

けっこう硬いので途中で

挫折しそうになったw


でも頑張ってよかったぁ~!

とにかく綺麗な包丁になりました



ところで鏡面にしてみて思ったけど

少し曇らせて刃紋を出すより

このままが合ってる気がするので

白紙一号八寸の柳刃は鏡面のままにします



もう一本所有の本焼

一尺青紙二号の柳刃も

鏡面にして刃紋が消えたけど


こっちは曇らせて刃紋を出してみたくなった



仕上げの天然砥石を使います!






ちょっと苦労したけど

買ったときと同じような刃紋が出ました






鏡面の八寸の柳刃と

刃紋を浮かび上がらせた一尺の柳刃




とりあえず研ぎはこんなところで!



これで俺の集めたかった

柳刃が全て揃いました



ちょっと昔話だけど

我が家には親父が大切にしてる

青紙二号の九寸の柳刃がある

もとは一尺だったのかもしれないけど

長いこと使われてきた


話によると親父が若い頃

地元のショッピングセンターの刃物屋が

閉店するということでセールになったみたいで


毎日仕事終わりに通っていると

最初は2割引きに 次に5割引きになり

とうとう最後は10万円の包丁が

8割引きまでなったらしい


そのときちょうど臨時収入で

2万円入ったらしく


お~これ!これ!


って思って買ったんだって


親父の友達にすごい釣り好きがいて

もともと料理が好きだった親父は

友達にもらった魚をよく捌いてた


親父が魚を捌くときはいつも隣に立って見てた


そんな親父の姿を見て育った俺は

高校生になった頃

自分も魚を捌きたくなって

親父のマネをして魚を捌くようになってた


大学生になると自分でも包丁が欲しくなって

当時は全然包丁の知識はなかったんだけど

なんとなく感覚で使いやすそうな

八寸の柳刃を自分で購入しました


当時はよく知らなかったけど

そのとき購入したのは白紙二号の柳刃でした


今思えば研ぎやすい白紙の鋼の包丁を

購入したのがよかったと思う


お蔭で研ぐのがとってもうまくなった


東京のアパートでたまに包丁を研いで

本格的な刺身を造ってたから

大学の友達は驚いてたw



田舎に帰ってから刃物祭りに行ったり

包丁のことをもっと知りたいと思い

色々調べるようになったんだけど


あるとき親父が薄造りをしたいから

フグを捌く用の薄い河豚引き包丁を

どこかで算段してくれ


って言ってきたのでネットで購入しました


もちろんフグを捌くんじゃなくて

カワハギとかを捌くためです


でも親父が去年体調を崩してから

この包丁を使わなくなったので

まぁなんとなく俺の物になったw


さらにこの年に刃物祭りで

普段用に錆びない銀紙三号の

七寸の柳刃を購入しました


ちょっと勢いがついネットで包丁を見てると

未使用だけど少し錆びが出てる

青紙二号本焼の一尺の包丁が

超お買い得で出てた


冬のボーナスの後だったので

つい買ってしまいましたw


このとき本焼の包丁を初めて手に入れて

その波紋の美しさや

包丁の放つオーラみたいなのを感じた


研ぎも今までの包丁とは次元が違った


総鋼の包丁ってこんなにすごいのか!

って思って仕上げたのを覚えてる



これで

錆びない普段用の七寸の銀紙三号柳刃

とっておきの魚を捌く八寸の白紙二号柳刃

薄造り用の九寸の青紙二号河豚引き包丁

大きな魚を捌く一尺の青紙二号本焼柳刃

ここまで揃いました



それでここまできたら

世界で一番切れる包丁が欲しくなって

前回書いた子の日さんで特注したわけです


前にもブログで書いたけど

長く使ってきた白紙二号の柳刃は

妹の旦那にあげました



とりあえずこれで

七寸銀紙三号 柳刃包丁

八寸白紙一号水本焼 柳刃包丁

九寸青紙二号 河豚引き包丁

一尺青紙二号本焼 柳刃包丁


全部揃いましたぁ~





これがずっと考えてた

自分の中の理想の四本です!


自分のライフスタイルに一番合った

揃え方ができたと思います


あとは出刃包丁だね~


普段は親父の出刃包丁を使ってるから

次は理想の自分の出刃包丁を揃えなければw




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2016年6月9日木曜日

白紙一号水本焼 柳刃包丁



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今回は包丁のお話です


けっこうマジのヤツですw



半年前に特注していた包丁が

やっと完成して届きました!


注文したのは築地の子の日さんです





この包丁は総鋼の本焼


私にとっては二本目の

本焼の包丁になりました


今所有しているのは

青紙二号本焼一尺の柳刃包丁


今回はずっと欲しかった

白紙一号で造ってもらいました


白紙一号 水本焼 八寸 柳刃包丁






鍛冶師は伝統工芸士会長

池田美和様です


こんなすごい人に造ってもらえるとは・・・


白紙一号はすごく難しい鋼で

一流の職人でなければ造れないそうです


この前コンビニで売ってた

包丁の教科書という本を立ち読みしてたら

最初のページにでっかくカラーで

池田様が紹介されていました・・・


本当にすごい人に造ってもらったんだと

さらに実感しました!



両面を鏡面に磨いてもらってます





実は刃の部分は自分で研いでみたかったので

鏡面にはしていません


本焼の刃紋を拝みたかったんですが

どのみち鏡面にしたら刃紋は消えるし


刃紋を出そうと思えばたぶん出せるから

刃の磨きのお金は別に回しました







裏にある水鏡研とは

研ぎ師の伊野様の研ぎ師銘だそうです


本当に美しくまさに水鏡研という

名前にふさわしい仕上がりです




文字が見えにくいのでレンズを絞ったら

鏡面に見えないけど実際は

上の画像みたいにピカピカです!


今回はフルオーダーで

造ってもらったので柄もオリジナルです




実は柄を一番悩みました


素材は最高級の黒檀と決めていましたが

白輪や銀輪の装飾などなど

色々候補がありました


最終的には柄は黒檀八角

口金は黒水牛でさらに下の部分にも

黒水牛を入れてもらいました





色々装飾も考えましたが

最終的には黒でまとめました


届いてから何度も眺めたけど

この選択でよかったと思います!






自分の理想通りの包丁ができました




ブログを書き始めた最初の年に

安来の刃物祭りに行きました


そこで包丁を売ってたおじさんが

色々と包丁のことを教えてくれた


俺も多少は知ってたけど

このおじさんの話はとっても為になりました


青紙の性質や白紙の性質

職人さんの技量が影響しやすい鋼材

研ぎの話や手入れの仕方

などなどたくさん教えてくれた


その中で一番切れる鋼は

白紙一号の本焼だと言ってたのが

すごく印象的でした



それで話の中でそのおじさんが

しきりに子の日の社長の澤田さんが言うには

って言ってたんだけど


あとでネットで調べてみると



築地にあるお店の

社長さんということは分かった



まぁ当時は田舎に帰って

転職したばかりで給料もそんなにないし

雲の上の包丁って感じでした



あれから四年

色々と包丁のことを調べるようになって

そこそこ包丁が分かるようになった


研ぎも当時とは比べものにならないほど

思うように研げるようになった


それに料理も昔よりは上手になった


包丁も何本か揃ったし

そろそろ最高に切れる包丁を

手に入れたくなりました



それから色々調べたけどやっぱり

白紙一号本焼は一番切れる包丁らしい


世界で一番切れる和包丁のさらに

その頂点ってわけだから


間違いなく世界で一番切れる包丁が

白紙一号本焼ってことになる



ただね~調べれば調べるほど

悩ましい鋼だということが分かった


欠けやすい、折れやすい、錆びやすい

でも超切れる!


みたいな感じでしたwww


ようするにこれはプロが毎日使う

包丁ではないみたいです


そうなると使用頻度の低い

俺には丁度いいかも!


いや丁度いいかどうかは分からないがwww



それにしても世界で一番切れる包丁は

いったいいくらするんだろ~?


考えても分かるわけがないので


とりあえず子の日さんに

色々質問を書いてmailを送ってみた


翌日社長の澤田さんが

自ら返信をしてくださいました


やんわり白紙二号にしといた方がいいですよー


って書いてありましたwww



それでも白紙一号の水本焼をお願いしました

磨きや柄や鞘などフルオーダーなので

mailでやり取りすること数日

おそらく15回はやり取りしました


予算もあるのでけっこう色々大変でした


でも料理人でもないど素人の俺に

とっても丁寧に対応してくださいました


本当にここで注文してよかったです

社長さんに心より感謝しています


ちなみに八寸にしたのは

俺はおかっぱりの釣りがメインなので

あまり大きな魚は釣らないからです


まぁ大きいのは一尺の本焼があるしね!


そしてそこから待つこと半年

この包丁が届いたわけです


とりあえず切れ味はものすごいです

そのすごさは書いても伝わりにくいので

あえて詳しく書きませんが


本当に別次元の包丁でした!



ところで本当にいいお値段になりましたw


でもちゃんと手入れはできるし死ぬまで使える


もし引き継いでくれる人がいれば

死んでからも使ってもらえる


それにたぶんこれを上回る包丁はないし

モデルチェンジしたから次が欲しいとか

そんなこともまずないので


本当に最高の満足を手に入れました



ところで最初にも書きましたが

刃のところは磨いてもらってません


予算の問題で

最後は自分で仕上げたいので

あえて未完成で注文したわけですw



次回は砥ぎのお話です!


いきなり失敗して折ってたらブログの更新が

止まってるかもしれませんwww






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