もう明日から10月になってしまう
ブログに書きたいことが
溜まってるんだけど
溜まってるんだけど
なかなか忙しくて更新が
遅くてすいません!
遅くてすいません!
だんだん季節が変わってきました
まだ秋には少し遠い気がするけど
明らかに夏とは違うこの時期
少しずつ気温が下がってきて
一雨ごとに秋になっていくのを感じる
そんな秋を待つこの季節には
美味しい落ち鮎が食べられる
この前、鮎の白子ってタイトルで
落ち鮎の記事を少し書いたけど
その落ち鮎について
今回はしっかり書きます
今回はしっかり書きます
秋になれば鮎は産卵のために
海へ下って行くんだけど
海へ下って行くんだけど
その下っていく様から
秋の産卵前の鮎を落ち鮎っていう
夏の上品な鮎とは違い
体は大きくなり油がのって
秋の産卵前の鮎を落ち鮎っていう
夏の上品な鮎とは違い
体は大きくなり油がのって
腹にはたくさんの卵や白子を持ってる
本当に美味しい鮎です
俺の住んでる広島県の北部の
この地は鮎の産地で
この地は鮎の産地で
小学校の高歌に鮎子さばしるって
歌詞が入ってるくらい
たくさん鮎が獲れる清流が流れる
たくさん鮎が獲れる清流が流れる
小学生の頃は鮎釣りの解禁日に
観光バスがたくさん来て
県外の釣り客がたくさん来てた
県外の釣り客がたくさん来てた
一日に数百匹釣る人もいたくらい
自然豊かなところでした
自然豊かなところでした
そして秋になれば簗(ヤナ)
というのがありました
というのがありました
川を下る鮎の習性を利用して
川全体を石と竹で水をせき止めて
鮎が打ち上げられるようにしてあった
鮎が打ち上げられるようにしてあった
雨が降って水が出るとみんな
簗に落ち鮎を買いに行ってた
簗に落ち鮎を買いに行ってた
だからこの季節は地域の人は
みんな落ち鮎を食べてました
みんな落ち鮎を食べてました
鮎は俺にとっても故郷の味
俺が小学生の頃の話なんだけど
神戸に嫁いだ親戚のおばさんがいいて
帰郷してるときに頼み事をされた
帰郷してるときに頼み事をされた
おばさんの知り合いに同郷の人がいて
その人は末期ガンになってしまったらしい
それでその人が最後にどうしても
故郷のこの川の鮎が食べたい
故郷のこの川の鮎が食べたい
って言ってたらしく
当時から鮎獲りが得意だった俺に
その人の最後の鮎を頼まれた
当時から鮎獲りが得意だった俺に
その人の最後の鮎を頼まれた
もちろん鮎を獲って
送ってあげたんだけど
送ってあげたんだけど
子ども心に故郷の味ってのを
すごく意識したのを覚えてる
死期を覚った人が最後に求めるもの
すごく意識したのを覚えてる
死期を覚った人が最後に求めるもの
俺も最後晩餐を選べるとしたら
この川の落ち鮎にすると思う
この川の落ち鮎にすると思う
ここ数年で鮎もかなり獲れなくなって
今は簗もなくなってしまったけど
今は簗もなくなってしまったけど
仲間と獲って酒の肴にするくらいなら
十分楽しむことができる
十分楽しむことができる
いつも獲ってる鮎は
上流の綺麗な場所を選んでるから
味も香りもとってもいい
上流の綺麗な場所を選んでるから
味も香りもとってもいい
ただ落ち鮎を狙うときは
少しコツがいる!
秋の鮎は雨が降って
大水が出るのを待ってる
大水が出るのを待ってる
夏の間のように縄張りを持って
個々でいるのとは違って
個々でいるのとは違って
一カ所にたくさんの鮎がかたまってる
ここを見つけたら大漁!
見つけられなければまったく獲れない
だから漁の前に今までの経験を
活かして色々推測する
活かして色々推測する
先週の金曜日にタムケンが
潜ろうって言ってたので
潜ろうって言ってたので
色々潜る場所を考えてた!
必ず大量してみせる
必ず大量してみせる
でもその前に実は最近
落ち鮎を盛る皿をわざわざ買いました
落ち鮎を盛る皿をわざわざ買いました
そのお皿をご紹介しときます
実はずっと焼魚を盛るいい角皿を
探してたんだけど
探してたんだけど
これがなかなかないんだよね~
ネットで探してやっと見つけました
角皿とお揃いの醤油さしもあって
すごく素敵なお皿です
見つけたのが春なんだけど
一つ問題があって皿はあるんだけど
醤油さしがずっと売り切れになってた
一つ問題があって皿はあるんだけど
醤油さしがずっと売り切れになってた
どうせならセットで欲しいし
入荷を待ってました
入荷を待ってました
秋をイメージできるお皿だかあら
絶対にこの皿に落ち鮎を盛るって
ずっと妄想してましたw
ずっと妄想してましたw
だけどこれが中々
入荷してくれなくてね~
入荷してくれなくてね~
今年の秋には無理かなって
諦めかけてたそのとき!
諦めかけてたそのとき!
入荷になった!
それも一つだけ入荷されてて
すぐにカードで決済して購入
すぐにカードで決済して購入
九谷焼
三浦銀泉作 紅唐草文の角皿五枚揃
プリントじゃなくて一つ一つ
絵付けをして高温の窯で
一昼夜焼いてあるらしい
素敵ですね~
この器に落ち鮎を盛ったらもはや割烹w
だけど高かった~
まぁずっと使えるし
安物とはやっぱり全然違うよね!
そしてなんとか潜る日の金曜日に
間に合ってくれました
皿もそろったし後は鮎を獲るだけだ!
仕事が終わった金曜日の夜
タムケンに皿の話しをしたら
これで獲れなかったらウケルよね
とか言われた・・・
獲れなかった時のことなんて
考えてなかったwww
そんなことを話ながら二人で
色々考えて選んだ場所に潜る
なんとその場所が大当たり!
そこらじゅう鮎がいて獲りまくった
腰に付けてた袋が
いっぱいになったから上がったら
数はそうでもないんだけど
とにかく一匹の鮎が大きいから
すぐに袋がいっぱいになってしまう
一回クーラーに移してから
もう一度潜ってもいいんだけど
潜ったの夜だしとっても寒いので
あまり潜ってられない!
この日はとりあえず終了しました
短時間でけっこう獲れたので
次の日もタムケンが鮎が下る前に
獲っときたいって言うから
土曜日の夜も潜ったんだけど
少し場所を変えたらそれがさらに当たって
二晩続けて大漁!
ちなみに土曜日の夜は
腰の鮎を入れる袋を右と左で2つ付けて
潜ってたwww
二晩で短時間なのに
150匹くらい獲ってしまった
上が金曜日にとった鮎で左がタムケン右が俺が獲った
土曜日のはまな板に乗り切らないから
容器に移した 上がタムケンの獲った鮎
こっちが俺の獲った鮎
もはや何匹なのか分からないw
落ち鮎ってもっと
赤い色がついてくるんだけど
そうなると皮が固くなってくるから
これくらいで白子と卵があるのが
一番美味しい!
もちろん今から食って飲むよ!
まずはこいつに塩をして
焼いてる間に間にタデ酢を作る
鮎はタデ酢でをかけて食べるんだけど
けっこう高級なところじゃないと
タデ酢は出てこないかもね
あのタデ食う虫も好き好きのタデで
少しピリっと辛い葉っぱを
すり潰して酢と一緒にする
我が家はキッチンの勝手口を開けて
すぐのところにタデが植えてある
そしてこれが焼き上がりの鮎
お皿もタデ酢を入れた醤油さしも
とっても綺麗です!
とっても綺麗です!
小さい鮎でまずはビールを飲んで
大きいのは酒で頂きます
大漁に乾杯!!!
やっぱり鮎は酒だね~!
ちなみに前回は鮎の白子を載せましたが
今回はたっぷりの子持ちの鮎でした!
腹いっぱいの子持ち鮎の旨いこと
いつも最初はそのまま食べて
後半はタデ酢をかけて食べるんだけど
タデ酢をかけると上品な鮎が
さらに上品な味になる!
でも落ち鮎は油が乗ってるから
それをさっぱり食べる感じかな
さらに上品な味になる!
でも落ち鮎は油が乗ってるから
それをさっぱり食べる感じかな
こんな贅沢な酒ないよね!
この故郷の味 本当に幸せです
ご馳走様でした
2 件のコメント:
相談なんですが?
わし備前市に住んでます
で・・地元の酒とおち鮎10匹かえことしてくれませんか?食ってみたい源流の鮎、しかもおち鮎 宅急便で送るよ!
コメントありがとうございます!
是非ともお酒と交換したいのですが
前回獲ったのは親戚にあげたり取引先に持って行ったりして
残りは仲間が楽しみにしてる分が
わずかに冷凍してあるだけになってしまいました。
とりあえずもう寒いからこれで潜り納めのつもりです・・・
本当にごめんなさい
ただもしかしたらまだ気合入れて潜るかもしれません!潜ったらブログにアップするのでコメントをください。
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