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十三話も続いたシリーズも
今回で最後です!
ほぼ一日の出来事だったけど
約二週間にわたって書かせていただきましたw
みなさん楽しんでもらえましたでしょうか?
ちょっと長いお話になったので
お話を一つに繋いで書いてみたくなったので
今回は総集編でお届けをすることにしました
朝ドラの総集編みたなやつねw
寒い広島県の北部は
ヤマメの解禁がちょっと遅い4月です
仕事が終わってから釣りの準備をしていました
解禁日は不意の大物でも耐えられるように
太目の仕掛けで解禁日仕様にしています
深夜のうちに渓流に到着
夜が明けてから釣り開始!
5時半にもなると
山深い渓流にも夜明けが訪れました
今年も美しいヤマメに会えました
毎年春の初めの行事です
ここで近くで釣ってたhiroに魚がきたようです
それもけっこう大きいみたい!!!
確かにこれは大きい!!!
尺を越える34センチの大ヤマメ!
hiroと離れてから
釣ってたら俺の竿にもアタリが!
いきなりすごい引き!!!
渓流では味わったことのない
とてつもない引き!
渓流竿がしなる!!!
魚が水面近くを走り始める
うわ~
すごい大きい!!!
丘から釣ってるので
とても上げれるようなもんじゃない・・・
大声でhiroに助けを求める!
hiroが走って戻ってきてくれる
不意の大物でも耐えられるように
ラインは0.6にしてあるので
まずラインブレイク大丈夫だけど
バレたらどうしよか心配になる・・・
hiroが到着したので竿を渡して
俺はタモを持って川へ降りる
大きな魚体が水面近くに見えています
これはクソでかい!!!
苔のついた滑る岩を
タモを持って慎重に下りていく
暴れる魚をhiroが頑張って寄せて
タモで取り込もうとするも
短いタモなのでなかなか取り込めない!
寄ってもまた走り始める!
何とか岸に寄ってきた三回目のチャンンス!
今度は逃さないよ!!!
ギリギリまで腕を伸ばす
入るかぁ?
入った!!!!
なんとかタモに取り込むことができた!
もう口が鮭じゃないかw
40cm近い大ヤマメを釣り上げた!
しばらくすると本流で釣りをしていた
タムケンが渓流へ上がってきました
アングラーの彼はルアーで釣ります
どうやら一匹大きなのがいるらしく
タムケンが狭い渓流の枝を避けて
見事なキャスティングで攻める!
何度かトライすると・・・
乗ったー!!!
タムケンが叫ぶ!
でも口じゃないところに掛かったので
このまま引き上げるのは危険です!
またしても俺が川へ下りていくはめにw
なんとか取り込んで上がりました
その後に従弟のジュン君と合流
タムケン先生の指導のもの
彼もヤマメを釣り上げました!!!
さらに場所を変えて
三人で釣りをしていると
タムケンが幻の魚を釣りました!
ゴギをいう魚で
イワナの変種で氷河期に陸封された
広島県の北部と島根県の一部にしか
生息しない希少種です!
この魚は俺達の田舎暮らしでは
お馴染みになってる骨酒にする魚です!
毎年3月になるとヤマメの解禁までに
釣りに行って骨酒で楽しむんだけど
今年は仕事が忙しくて3月の休みが
なかったから骨酒をやっていないので
タムケンいい仕事をしてくれました!
今晩は久々の骨酒が飲めるぜ!!!
もうこれで塩焼きも刺身も骨酒も揃いました
あとは適当に釣りを楽しむだけ
春になった渓流を存分に楽しみました
ここから夕方まで寝て
恒例の飲みが始まります!
タムケンとegaが火を熾してくれて
hiroと二人で今日釣ったヤマメを焼きました!
炭火の塩焼き最高です!
たくさん釣れたので南蛮も作りました
それではみなさん乾杯!!!
春の飲みはまずヤマメから!
楽しい楽しい春の飲みが始まりました
残り火を七輪へ移してから
ゴギが釣れたときの恒例
骨酒を今から作っていきますよ~
焦げないようにゆっくり炙って
水分をしっかり飛ばすと
臭みのない美味しい骨酒ができます
とにかくゆっくり炙るのがコツです
ゴギの水分が抜けたら
直燗を火にかけて熱燗をつくります
酒が沸いたら
骨酒専用の可愛いイワナちゃん徳利に
炙ったゴギを入れて熱燗を注いでいきます
ゴギの出汁がしっかり出た
骨酒を注いでいきます!
それでは骨酒でもう一度乾杯!!!
ここで作っておいた
ヤマメの姿造りの登場です!
二匹使って丁寧に盛り付けました
山の民の大好きなヤマメのお刺身です
釣りをして最後はみんなで
釣りの話と獲物を酒の肴に飲む
毎年やってるけどやっぱり楽しい!
深夜まで楽しく飲みました
クタクタになるまで釣りをして
火を熾して魚を焼いて
骨酒を作ってお刺身と一緒に飲んで
子どものようにおもいっきり遊んだ一日でした
田舎に戻ってからすごく
季節の変化に敏感になった
気温や雨の量 草木の芽吹く時期
目で見て肌で感じて次にすることを考える
暖かくなれば山菜の新芽が
大きくなりすぎないように
採りにいかないといけない
雨の降った後には川の水量を見て
釣りの餌を変えたり
虫が多く飛び始めたら
釣りの仕掛けを変えたり
自然の営みに合わせて
遊ぶための知恵ができてきた
田舎に帰ってから六度目の春
最初の頃はとにかく聞いたり調べたりして
色々なことに挑戦してみたけど
故郷の自然の営みが分かってきた
今回の春はとても愛おしく感じる
暖かくなってきた渓流の流れも
芽吹き始めた新芽も
山から聴こえる鳥のさえずりも
夕日に照らされて飛んでいく虫の姿さえも
本当に春はいいものです
雪深い県北の地に生まれ
一度都会を経験した私には
この季節がとても
素晴らしいものに感じられます
今回は長編でしたが
読んでいただいた読者のみなさん
本当にありがとうございました
もうしばらく渓流のお話を書いたら
山菜のお話になっていくと思います
引き続きよろしくお願いします
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